介護施設の種類
こんばんは、介護福祉士のカズ君です。
今回は介護施設の種類についてお話ししたいと思います。
介護の仕事をしてみたい、介護サービスを利用したいと考えたときに、どの施設が合っているのか、どんな施設があるのかを悩むかと思います。
介護施設は在宅系、施設系を含めていろいろあります。
参考:LIFULL介護
親の介護をする方目線でのサービス利用の順番としては、
「日中親を一人にしておくのは不安だ」
”ホームヘルパー、デイサービス”の利用
↓
「平日は忙しくて介護ができない。」
”ショートステイ”の利用
↓
「認知症がひどくなってきたし、車いす生活では家でみるのは大変だ」
”特養、グループホーム”などの施設系の利用
といったケースが多いのではないでしょうか?
在宅系サービスは、”家での生活”を基本、施設系は”終の住み家”を基本として考えて頂けるといいかと思います。(ざっくりとした説明にはなりますが…)
次に介護職員として働く人目線で考えていきます。
(僕自身、グループホーム・小規模多機能・特養の経験しかないので、多少の違いがあるかと思います)
まず、ホームヘルパー(訪問系)の仕事ですが、こちらは家事代行などの生活支援サービスが主な仕事になります。
冷蔵庫にあるもので料理をするといったこともあるので、そういうことが苦手な方は向いていないかも…。
デイサービスの仕事は、三大介護(食事・入浴・排泄)に加え、リハビリを兼ねたレクが多いと思います。
「家の段差が昇りづらくなったから、下肢筋力を鍛える運動をしたい」といった要望があり、それがケアプランになるといったような感じです。
老健も退院後から在宅復帰に向けての施設になるので、似たような仕事になるかと思います。
グループホームは、認知症の方の共同生活の場です。三大介護もありますが、認知症の方に対する精神的な介護の仕事が多い印象です。
逆に特養は介護度が重い方が多いので、三大介護の一つ一つに身体的な負担が大きいです。
腰を痛めたりもしやすく重労働ですが、介護技術はしっかり身につく印象です。
ざっくりと以上のようなイメージを持っていただければ間違いはないですが、その施設によって利用者さんの状態は全然違いますし、働く・利用したいという時にはしっかりと話を聞いたり見学をしたりして情報を集めてからを強くお勧めします。
僕が働いてきた施設がどんな感じだったのかもまた紹介したいと思います。
おやすみなさい。