認定調査って何?
こんばんは、介護福祉士のカズ君です。
今回は「認定調査」についてお話したいと思います。
”認定調査”って何かわかりますか?
施設で働いていて、「今日は〇〇さんの認定調査があります」って話を聞いたことはないでしょうか?
利用者さんには”要介護3”などの介護度がついていますが、実はこれには期限があって更新をしないといけないのです。
一度要介護度がついたならそれでいいじゃん、更新なんてめんどくさいって思うかもしれません。
しかし、骨折をしてADLが低下してしまったり、認知症が進んだりしていても介護度が変わらないというのでは変ですよね?
そういったこともあって要介護認定には期限が決まっていて、定期的に更新されるのです。
以前は24ヶ月でしたが、今は最長48ヶ月までと期限が決まっています。
短い期間で調査をしても介護度に変わりがないという事もあるのですが、高齢者が増えて認定調査員の仕事が追いつかないっていう実情もあるみたいです。
次に認定調査の具体的な内容ですが、
「身体機能・起居動作」「生活機能」「認知機能」「精神・行動障害」「社会生活への適応」
の5項目、50以上の質問に答えなければいけません。
役所から担当の人が来て、施設ではケアマネやリーダー職員が対応するっていうパターンが多いのではないでしょうか?
ここで担当する人が注意しなければいけないことが一つ。
この聞き取り結果によって介護度が変わってしまうということです。
要介護3→4といった感じで重くなるならまだいいですが、場合によって要介護3→2となってしまうかもしれません。
特養では要介護3より重い方しか受け入れられないので、要介護3→2となると施設にいられなくなってしまうかもしれません。
そういう時は施設側が上手く対応してくれるとは思いますが、注意しないとけないですよね。
こういった感じで、認定調査ってとても大切なものなんです。
今までそんなに気にしてこなかった方もこれからは担当することになるかもしれないので、どんな質問があるかなど調べてみるといいかもしれません。
次回は僕が認定調査で体験した具体例を紹介したいと思います。
では、おやすみなさい。