栄養をしっかり摂るには? 地中海食って何?
こんにちは、介護福祉士のカズ君です。
今回は栄養をしっかりとるにはどうしたらいいかについて書いていきます。
利用者さんって栄養不足になったりして補助食品をとる方もいますよね?
毎日同じような美味しくないやつを食べさせられるのって苦痛だと思います…。
(今はいろんな味で味も改良されていますが)
そうならないためには日頃からしっかりとした食事を食べ、必要な栄養を摂ることが大切です。
皆さんは日本食ってどう思いますか?
健康的なイメージもありますが、塩分が多く高血圧になりやすいということで評価が下がっています。
そんな中で注目されているのが地中海食です。
地中海食とはイタリア、ギリシャ、スペインなど地中海沿岸の国々の人々が食べている伝統的な料理でこんな特徴があります。
①新鮮な野菜・フルーツを豊富に使う。
②タンパク質では新鮮な魚介類を豊富に使う。
③ナッツ類や豆類、全粒粉など未精製の穀物を使う。
④エキストラバージンオリーブオイルを使う。
こうしてみると健康的ですよね。
個人的な意見ですがアメリカ人は肥満なイメージがありますが、イタリア人とかはそんなイメージはないです。
アメリカの方ごめんなさい(^^;)
地中海食は以下のように摂取頻度の目安も示されています。
個人的にはもっとお肉を食べたいですが、こんな食事を普段からしていたら健康になりそうですよね。
ここにも示されていますが、食事に加えて毎日の身体活動つまり運動も大切です。
栄養だけ摂っていても体を動かさないと衰えていますからね。
今回のまとめとしては、食事は地中海食にして運動も適度にする。
すぐにはできなくても徐々に切り替えていければ健康な体つくりができると思います。
春で体も動かしやすい時期ですので自分もやっていきたいと思います。
では、おやすみなさい。
介護福祉士になるには
こんにちは、介護福祉士のカズ君です。
久しぶりの更新になってしまいました。
昨日は介護福祉士の合格発表がありましたね。
ということで、今回は”介護福祉士になるにどうやったらなれるの?”ということについて書いていきます。
介護福祉士というのは介護系で唯一の国家資格です。
介護の資格には色々なものがありますが、国家資格なのは介護福祉士だけなんですよね。
介護福祉士になるには国家試験を合格し、介護福祉士として登録をすることでなることができます。
ただ、介護福祉士になりたいからといってすぐに国家試験が受験ができるわけではありません。
受験をするためには2つの方法があります。
一つ目は養成学校を出ている(修了している)こと。
これはわかりやすいですが、福祉系の学校で勉強をすればそのまま受験をすることができます。
資格の取得が卒業の条件になっている学校も多いと思います。
二つ目は実務経験3年以上と実務者研修の修了です。
これは未経験で介護の仕事をはじめた人がとるためのルートです。
以前は別の条件というか方法もありましたが、今はこの方法になりました。
実務者研修は初任者研修(昔でいうホームヘルパー)の上位研修です。
3ヶ月くらいスクールに通いながらとることになりますので、介護福祉士の資格を取ろうと思ったら、まずは実務者研修を受けてくださいね。
費用は10~20万円ほどとスクールによって幅があります。
わりと高額ですが会社が負担してくれたり、県が全額補助をしてくれたりと色々な制度もありますのでぜひ活用してくださいね。
ちなみに僕は県の制度を利用しました。
全額補助で利用できましたが、条件は介護福祉士に合格後、県内で2年以上働くというものでした。
というわけで、3年以上働いている方(次の試験までに3年になる方)は、実務者研修を受けて、介護福祉士を目指してみてはいかがでしょうか?
今回の合格率は70%ほどありました。
先日合格発表があった社会福祉士は30%ほどの合格率だったので、簡単とは言いませんが介護福祉士の資格は比較的とりやすいと思います。
ということで、介護福祉士のカズ君久しぶりのブログ更新でした。
災害時のトイレ
こんばんは、介護福祉士のカズ君です。
今回は「災害時のトイレ」について書いていきたいと思います。
先日、東北で大きな地震がありました。
東日本大震災から10年経ちますが、まだ余震が続くんですね。
その東日本大震災の時に問題になったトイレについての資料を読んだので、今回は紹介したいと思います。
”東日本大震災 3.11のトイレ”(https://www.toilet.or.jp/toilet-guide/pdf/311.pdf)
という資料です。
停電、断水、上下水道などのインフラが使えなくなることで、水洗トイレは使えなくなります。
東日本大震災の時に仮設トイレが3日以内にいきわたった自治体は3割ほどだったそうです…。
介護施設の場合はオムツの方もいて全員がトイレを必要とするわけではないですが、やはりトイレは必要です。(スタッフにもトイレは必要です)
しかもADLの低下で仮設トイレのような健常者向けのトイレだと使えない方も多くいます。
今のような寒い時期だと外に設置されたトイレは使うのに不自由もあったそうです。
断水でトイレ後の手洗いができずに不衛生になってしまったという事例もあったそうです。
資料を見てもらうとわかりますが、災害時用のトイレにもいろいろな種類があります。
また、パットなどを便器内に置いて使用するなどの代替方法も考えられます。
大切なことは災害時にどのように対応したらよいかを普段から考え、準備をしっかりしておくことです。
災害時用の食料や水を準備していても、排泄のことはそこまで考えていないという施設もあるのではないでしょうか?
日本に住んでいる限り大きな地震はいつどこで起きるかわかりません。
台風などの他の災害も起きる可能性があります。
日頃から対策をしっかり行いましょう。
では、おやすみなさい。
吃音(どもり)って知ってますか?
こんばんは、介護福祉士のカズ君です。
久々のブログ更新になってしまいました。
今回は介護とは関係ない話ですが、吃音(どもり)について書いていきます。
何故かというと、僕自身が吃音があるからです。
個人的なことなのですが、せっかくブログを書いているのでと思い今回書くことにしました。
吃音には主に以下のような症状や特徴があります。
●話し始めのことばが出にくいことが多い
●言いやすいことばと言いにくい言葉がある
●調子が良い時と悪い時があり、話す場面でも変わる
僕の場合は連発性の症状が多いです。
そして”ナ行”と”サ行”の発音時に特にどもりやすいです。
なので、会話をするときはどもりやすい言葉から話しはじめないように気をつけています。
言い換えれる言葉は言い換えて話すようにします。
決まった固有名詞は言い換えれないのでどうしてもどもってしまいます。
話したいことがあっても、この言葉を話したらどもるから話さないということも多々あります。
小中学校のうちは、手を挙げて発表するので手を挙げることはほぼありませんでした。
高校では指名されるので答えがわかっていてもどもるので黙っている時もありました。
社会人になってからはお前が電話に出ると変な奴がいる、会話にならないと言われて電話をとるなと上司に言われたこともあります。
皆さんの周りには吃音の人はいますか?
今までの僕の人生の中で数人にあったことがありますが、わりと明るく話している人もいました。
人前で話す練習を自分から進んでやってる人もいました。
どもる姿を見ると笑う人がいます、気まずそうな顔をする人がいます、何も気にしない様子で聞いてる人もいます、何でそんな風に話しちゃうのって聞いてきた人もいます。
今までいろんな人と接して、いろんな苦労やいいことも経験してきました。
これからも色々とあると思います。
なんか内容がまとまらないですが、自分の想いを書きました。
このブログやTwitterなんかを通して吃音の方とも繋がれたらなと思います。
では、おやすみなさい。
モニタリングって何ですか?
おはようございます、介護福祉士のカズ君です。
今回はまたケアプランについてい書いていきたいと思います。
皆さん、というか介護の仕事をはじめたばかりお方はモニタリングって聞いたことありますか?
ケアプランを進めていくにあたり、モニタリングをしていくことも大切になっていきます。
前々回の記事でアセスメントをしてニーズを聞き取りプランを立てていくと説明しましたが、実際にプランを行っていったときにちゃんとうまくいっているかチェック・調整することがモニタリングです。
行っているプランに対して、通知表をつけるというとわかりやすいでしょうか?
前々回示した例でサービス内容を足上げ・足踏み運動を行うとしました。
これが上手くいっていたら”足に負荷をつけて行ってみよう”、上手くいっていなかったら”足上げだけにして足踏みは中止にしよう”。
といった形で今のプランが上手くいっているのかそうでないのかをチェックしていきます。
利用者さんの担当者が行うことが多いですが、他の職員や看護師、居宅なら家族さんに様子を聞くことも大切になっていきます。
このモニタリングを定期的に行っていき、最終的にプランの評価、再アセスメントへとつながっていきます。
プランの更新時期になってはじめてチェックをしていては遅いですよね。
もし、モニタリングをやっていないという施設であればきちんとモニタリングをやっていきましょう。
ということで、3回にわたりケアプランについて説明してきました。
早いもので年が明けてもう1ヶ月が経とうとしています。
まだまだコロナで大変ですが頑張っていきましょう!!
ぎっくり背中って知ってますか?
おはようございます、介護福祉士のカズ君です。
介護の仕事をしていると腰を痛めることはありませんか?
僕も腰が痛くなることがありますが、それよりもよく痛めるのは背中です。
ぎっくり背中って聞いたことありますか?
ぎっくり腰でなくぎっくり背中です。
簡単に言うとぎっくり腰は腰椎をねん挫したもの、ぎっくり背中は肉離れを起こしたものって感じです。
今までは移乗介助をしている時に変な体勢で行ってやってしまうことがあったんですが、昨日は家で朝ご飯を食べて立ちあがった瞬間にヒヤってなりました・・・。
こんなことは初めてでもうそこから痛みとの戦いでした。
横になっても痛いし、息をするだけでも痛い。
とりあえず痛み止め飲んで、湿布を貼りました。
それで少しは痛みが引きましたが、昨晩の夜勤は痛みを悪化させないようにそぉーっと動いてました(汗)。
ぎっくり背中の原因は運動不足や同じ体勢を続けていることによる筋肉疲労(コリ)などによって、筋繊維の伸縮性が悪く筋肉が固い状態となっており、細かい筋繊維が切れて起こるみたいです。
ぎっくり腰もそうですが、日ごろから運動をして筋肉が固まらないようにすることが大切ですね。
先月からバランスボールを買って、テレビを見るときは乗ったりしてるんですが、もっとちゃんとした運動も必要なようです・・・。
皆さんも運動しましょう!
というわけで、話題が変わってしまいましたが次回からはまたケアプランについて書いていきます。
おやすみなさい。
ケアプランってどうやって立てたらいいの?
こんばんは、介護福祉士のカズ君です。
今回も前回に引き続き”ケアプラン”についてです。
前回は「ケアプランを実施しているか?」ということについて書きましたが、今回は「ケアプランってどうやって立てたらいいの?」ということについて書いていきます。
介護過程というものを勉強したことがある人は下の図を見たことがあると思います。
①まずアセスメントをして、利用者さんの希望・ニーズを聞く。
②その希望・ニーズからプランを作成する。
③実際にプランを行う。
④3ヶ月くらいを目処にプランの実施状況を評価する。
⑤再度アセスメントをする。
といった繰り返しになります。
ここで大切なのはアセスメントになります。
利用者さんのしたいことがわからなければ、プランの立てようがありませんよね?
1つの例として特養入所中のAさんのプランを考えてみます。
Aさんは家族と定期的にうなぎ屋さんに行くことを楽しみにしています。
しかし、転倒による骨折で以前より下肢筋力が低下し、車イスでの生活になってしまいました。
うなぎ屋さんは店内が狭くて車イスは入れません。
杖歩行で50mほど歩ければそのうなぎ屋さんに行けそうです。
ここでAさんのニーズは「うなぎ屋さんに行く」ということになります。
これを実現するための長期・短期目標・サービス内容を考えていきます。
一例ですが、
長期目標は「杖歩行で50m歩けるようになる」
短期目標は「杖歩行ができるようになる」
サービス内容は「足上げ・足踏み運動、移乗時の立位保持」
といった感じで立てると、Aさんのニーズであるうなぎ屋さんにいくというが達成できるのではないでしょうか?
一定期間実施してから再アセスメントは必要ですが、一つの案としてはこういった感じで立てればいいと思います。
今回は自分の意志が言える方の場合を考えてみましたが、その利用者さんがこうなりたい、または家族さんの希望でこうなってほしいといったことを実現できるように考えていくとプランを立てやすいのではないかと思います。
参考になったでしょうか?
次回も引き続きケアプランについて書いていきたいと思います。
では、おやすみなさい。