災害時のトイレ
こんばんは、介護福祉士のカズ君です。
今回は「災害時のトイレ」について書いていきたいと思います。
先日、東北で大きな地震がありました。
東日本大震災から10年経ちますが、まだ余震が続くんですね。
その東日本大震災の時に問題になったトイレについての資料を読んだので、今回は紹介したいと思います。
”東日本大震災 3.11のトイレ”(https://www.toilet.or.jp/toilet-guide/pdf/311.pdf)
という資料です。
停電、断水、上下水道などのインフラが使えなくなることで、水洗トイレは使えなくなります。
東日本大震災の時に仮設トイレが3日以内にいきわたった自治体は3割ほどだったそうです…。
介護施設の場合はオムツの方もいて全員がトイレを必要とするわけではないですが、やはりトイレは必要です。(スタッフにもトイレは必要です)
しかもADLの低下で仮設トイレのような健常者向けのトイレだと使えない方も多くいます。
今のような寒い時期だと外に設置されたトイレは使うのに不自由もあったそうです。
断水でトイレ後の手洗いができずに不衛生になってしまったという事例もあったそうです。
資料を見てもらうとわかりますが、災害時用のトイレにもいろいろな種類があります。
また、パットなどを便器内に置いて使用するなどの代替方法も考えられます。
大切なことは災害時にどのように対応したらよいかを普段から考え、準備をしっかりしておくことです。
災害時用の食料や水を準備していても、排泄のことはそこまで考えていないという施設もあるのではないでしょうか?
日本に住んでいる限り大きな地震はいつどこで起きるかわかりません。
台風などの他の災害も起きる可能性があります。
日頃から対策をしっかり行いましょう。
では、おやすみなさい。