認知症対応型サービス事業管理者研修
こんばんは、介護福祉士のカズ君です。
前回は”計画作成担当”、”認知症介護実践者研修”についてお話しましたが、今回は「認知症対応型サービス事業管理者研修」の話をしたいと思います。
※内容は僕が受講した岐阜県のグループホームでの場合についてです。
都道府県ごとに若干違うと思いますのでご確認ください。
”認知症対応型サービス事業管理者研修”とは何かというと、管理者になるための研修です。
施設によって”施設長”、”管理者”、”ホーム長”など呼び方はあるかと思いますが、簡単にいうとそのグループホームで一番偉い人になれます。
この”認知症対応型サービス事業管理者研修”を受講するための条件は、
・管理者になることが予定されている人
・認知症介護実践者研修を受講している人
です。
つまり、前回説明した”認知症介護実践者研修”を受講すると、次は管理者になれちゃうんです!
認知症介護実践者研修の終了見込みの人もこの研修を受けれるみたいなので、早ければ介護の仕事をはじめて2年で管理者にまでなれちゃいます。
なかなかそんな人はいないと思いますが、そこは努力次第ですね‼
研修の内容ですが、
・地域密着型サービス基準について
・適切なサービス提供のあり方について
・権利擁護及びリスクマネジメント
・適切なサービス提供のあり方について
・介護従事者に対する労務管理について
・地域密着型サービスの取り組みについて
を僕の研修の時は行いました。
で、この研修を受けると管理者の仕事ができるようになるかというと、ぶっちゃけできません。
会社ごとに色々な決まり事や、やり方の違いがあるので管理者の仕事の概要を聞いただけではできるわけないですよね。
現在管理者をやっている人からしっかり仕事を引き継いではじめて管理者の仕事はできます。
そしてもう一つ大切なことが部下からの信頼ですよね。
管理者の指示に従って他の介護職員は仕事をするわけですから、信頼関係がしっかりできてないと仕事はできないですよね。
「俺は管理者だ、俺の指示に従え」なんて上司には誰もついてきません。
最後は話がそれましたが、今回は”認知症対応型サービス事業管理者研修”についてお話しました。
試験などはなく受講すればだれでも管理者の資格を得ることができますので、興味がある人は受けてみてはいかがでしょうか?
では、おやすみなさい。