加湿器掃除してますか~加湿器肺炎の恐怖~
こんにちは、介護福祉士のカズ君です。
皆さん、この時期って加湿器使ってますよね?
コロナ対策もあり家でも施設でも今まで以上に使っているんじゃないかと思います。
そこで今回は「加湿器肺炎」について話をしたいと思います。
加湿器肺炎って知ってますか?
僕は数日前まで知らなかったです。
ミヤネ屋で知りました(笑)。
加湿器肺炎とは何かというと、加湿器を掃除しないことでカビなどを吸ってしまい肺炎を起こすことです。
介護施設でもこれが原因で死亡事故も起きてます!
というわけで、施設で使っている加湿器、きちんと掃除していないとほんとに危ないです。
まず、タンクの水。
これはなくなってから補充するようにしましょう。
水が残っているのに補充すると次第に菌が増えていくみたいです。
補充するときはタンクを振ったりして中の菌を出してしまってから補充しましょう。
そして本体、メーカーによって違いはあると思いますが2週間に1度掃除をするように書いてあることが多いと思います。
こちらは100均などにも売っているクエン酸を使って掃除することが推奨されています。
※メーカーによって掃除周期、方法には違いがあるので必ず確認してくださいね!
もう少し詳しく加湿器肺炎について解説します。
レジオネラ菌という菌がいるのですが、先ほど話した介護施設の事故はこの菌が原因での肺炎で亡くなっています。
新生児が感染して亡くなった事例もあるみたいです。
レジオネラ菌は土壌や河川など様々なところにいる菌で、これが付着して家に持ち込まれるみたいです。
それが加湿器内で増殖して肺炎の原因になってしまったんですね。
最後に余談ですが、実際体験した事故をお話します。
加湿器の掃除にクエン酸を使うと説明しましたが、他に掃除で使うものとしてハイターもありますよね?
この二つ、酸性とアルカリ性で別の種類のものです。
これが混ざるとどうなると思いますか?
有毒の塩素ガスが発生します!
こんな事故が発生したことがあります。
幸い何事もなくすみましたが、加湿器から蒸気とは違う白い気体が発生していてマジで怖かったです。
皆さんも掃除をするときは注意事項をしっかり読んでくださいね。