介護施設での事故(その他の要因)
こんばんは、介護福祉士のカズ君です。
前回は「 職員が要因の事故」について話をしましたが、今回はそれ以外の要因の事故について僕が体験してきた具体例をお話していきます。
利用者さんが起こしてしまう事故も職員の見守り不足と言ってしまえばそれまでなのですが、中々予測できないことが起こることもあります。
例1)窓から脱走
認知症がある程度進行している男性利用者のAさん。歩行も自立しているので居室からフロアに出てきている時はどこにいるか把握するようにしてました。
おやつの時間になった時にフロアにいなかったAさん。
居室に行ってみても姿が見えません。
しかし、窓が開いている・・・。
窓の外を見てみると、エアコンの室外機の上に凹んでいるような跡があります。
・・・はい、まさかの窓からエスケープでした。
床から1メートルほどの高さの窓ですが、そこをよじ登りました。
そんな力があるなんて誰も思っていません。
その後、警察にも連絡することにもなりましたが無事に近くで見つかりました。
例2)お風呂で溺れる
特養なんかによくある機械浴。
浴槽を閉めた後にスイッチを入れるとお湯が入ってきますよね。
これはお湯が溢れないように一定の量が入ったら止まるようにセンサーが付いています。
背が低い利用者さんはお湯が止まる前に手動で止めないといけないですが、ある程度背のある方でしたら自然に止まるのを待てばいいですよね?
しかし、機械というものは壊れるものです。
このお湯を止めるためのセンサーが故障してしまったのです。
という事はお湯が浴槽からあふれても出続けるわけですよね?
そんな状況に利用者さんがなってしまいました。
幸いすぐに気づいたのでお湯が口に入るくらいでしたが、気が付くのが遅かったらと思うとゾッとします。
皆さん、機械は壊れるものです。
よく覚えておきましょう!
と言うわけで、今回は中々予想することができない事故を紹介しました。
皆さんも何か変わった事故を体験したことはないでしょうか?
コメントなどで教えて頂けたら幸いです。
では、おやすみなさい。