認知症の種類
こんばんは、介護福祉士のカズ君です。
今回は「認知症の種類」についてお話したいと思います。
介護の仕事をしていると認知症の方と接することが多いと思います。
認知症には主に以下の3つの種類があります。
参考:e-65.net
他にもいくつかありますが、上記の3つがほとんどの割合を占めています。
僕も実際この3つの利用者さんにしか会ったことがありません。
もう少しわかりやすく見ていきます。
特徴的なのは短期記憶障害ではないでしょうか?
簡単に言うと”物忘れ”。ただ、”普通の物忘れ”と”認知症の物忘れ”は違います。
「今日のお昼って何食べたっけ?」が”普通の物忘れ”。
「今日はお昼ご飯食べてないんだけど…」と食べたことを忘れてしまうのが”認知症の物忘れ”です。
この認知症で特徴的なのは幻視かと思います。
「あそこに子供がいる」と部屋の隅を指したり、「蛇が足に噛みついている」と泣きながら訴えられてこられた方を知っています。
実際にはいないのですが本人には見えているので否定をするわけにもいけないですし、対応が難しいなと感じます。
パーキンソン症状でうまく歩けなくなったりするのも特徴的かもしれません。
・血管性認知症
昔でいう”まだらボケ”です。
脳梗塞を起こしたりなんかして部分的に認知症なっていくパターンで、脳梗塞を起こすたびにガクンと症状が進みます。
感情失禁をされる方や、細かいことを気にされる方が多いのも特徴的かもしれません。
以上ざっくりとみてきましたが、代表的な認知症の特徴になります。
それぞれの認知症によって対応方法が変わるので、その方がどういった認知症なのかを知ったうえで関わっていくことが大切です。
専門医に診てもらっていなくて、ただ認知症と診断されている方も中にはいるので、そういった方はまず専門医に診てもらって適切な診断を受けましょう。
また別の機会にそれぞれの認知症の事例について詳しく書いていきたいと思います。
では、おやすみなさい。